WordPressで記事作成などの運用をしているとき、管理画面がもうちょっと使いやすくならないかなぁと思ったことはありませんか?
WordPressには管理画面を改善するためのプラグインが豊富に用意されています。
今回はその中でも運用改善に有効なWordPressプラグインを、3つ 紹介します。
1.記事一覧の簡単にカスタマイズできるようにする「Admin Columns」
「Admin Columns」は、WordPress管理画面の記事一覧に表示する項目を、簡単に編集できるようにするプラグインです。
デフォルトの状態だと、編集できるのは項目の表示非表示の選択までで、選択可能な項目も固定になっています。
「Admin Columns」を導入すると、表示する項目の追加や削除はもちろん、項目名の編集、項目の並び順番の変更、項目の幅の設定など、様々な変更が管理画面上でできるようになります。
例えばアイキャッチ画像をアップロードしていない記事を、一覧画面でひと目で確認できるようにする、あるいは各記事のURLを一覧画面で確認する、タイトルの幅を狭める、といった細かな変更が簡単にできます。
このように一覧画面に表示する項目を最適化することで、情報取得の効率が上がるので、運用の改善にも繋がります。
2.記事の順番を並び替える「Intuitive Custom Post Order」
「Intuitive Custom Post Order」は記事を任意の順番に並び替えられるようにするプラグインです。
「Intuitive Custom Post Order」を導入すると、一覧画面上でドラッグ・アンド・ドロップを使って記事同士入れ替えられるようになり、ウェブページ上でも入れ替えた順番通りに反映されます(ただしテンプレート上の順番の基準が、公開日やタイトルの昇順・降順になっていると、反映されません)。
ユーザーに見てほしい順番など、細かく順番を指定するのに欠かせないプラグインです。
3.ブロックの装飾機能を拡張する「Advanced Editor Tools」
「Advanced Editor Tools」はWordPress 5.0から標準になったGutenbergのブロックの装飾機能を拡張するプラグインです。なおかつては「TinyMCE Advanced」という名称でした。
「Advanced Editor Tools」を導入すると段落ブロックに「マーカー」・「書式設定をクリア」・「下線」などの装飾ボタンが追加でき、デフォルトの状態よりも細かな装飾が可能になります。
さらに「クラシック版の段落」というブロックが追加されます。これはWordPress4.9以前のいわゆるクラシックエディタと同じ機能のブロックで、Gutenbergを使いたいけど、クラシックエディタも同時に使いたい場合に大変便利です。
この「クラシック版の段落」の装飾機能も「Advanced Editor Tools」の設定画面で変更可能です。
まとめ:ちょっとしたものですが、非常に気の利いたプラグインばかりです!
今回紹介したプラグインは必須というわけではないですが、導入すれば、手放せなくなるほど便利なものばかりです。ぜひ運用改善の参考にしてみてください。
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