業務委託基本契約とは、請負・委任などの業務委託の取引が継続して発生することが考えられる際、継続的取引全体に適用される基本事項の取り決めのこと。
もっと詳しく解説
業務委託基本契約とは、業務委託の取引が継続して発生することが考えられる際、取引全てに適用される基本事項の取り決めのことです。
システム開発・保守・運用や、サイト制作などの業務期間が長期にわたる場合、企業間で取引が多数発生するため、その都度網羅的な契約書を作成していると手間がかかりすぎます。
事前に基本事項に合意しておくと、個別の業務委託取引では、注文書や請書のやりとりだけで個別契約を成立できます。
業務委託基本契約に含まれる項目例
- 契約の目的
- 業務内容
- 契約期間
- 報酬の定め方
- 支払い方法
- 支払い時期
- 権利の帰属
- 損害賠償に関する取り扱い
- 専属的合意管轄裁判所
- 秘密保持義務規定
- 業務委託基本契約と個別契約のどちらを優先するか
- 業務委託基本契約が解除された場合、個別契約も解除するか、有効期間中の個別契約は継続するのか