Gitとは、ソースコードなどのファイルのバージョン管理を行うための、分散型バージョン管理システムのこと。
もっと詳しく解説
Gitとは、ソースコードなどのファイルの変更履歴(バージョン)を簡単に記録・参照できる分散型バージョン管理システムです。
Gitの特徴は以下の点が挙げられます。
- 誰が・いつ・どのファイルの・どこを作業したかを記録できる
- 複数人で変更履歴を共有できる
- 過去のファイルの状態に戻すことができる
バージョン管理がされていないと、複数人で同時に同じファイルを編集した時にどちらかの作業内容が消えてしまったり、過去のファイルの状態を参照できません。
Gitで変更履歴を記録・共有することで、これらの問題点を解消し、ファイルを正しい状態で管理できます。
「分散型」と呼ばれる理由は、サーバ上にあるファイル・変更履歴を、作業者各自のローカル環境に複製して作業する点にあります。
各自のローカル環境で各々の作業を進められるため、複数人での作業をスムーズに行うことが可能です。