ホスティングとは、サーバを借りること。ホスティングとは、プロバイダや事業者からネットワーク経由でサーバを借りるサービスで「ホスティングサービス」「レンタルサーバ」とも呼びます。「専用ホスティング」と「共用ホスティング」の2つに分類されます。
もっと詳しく解説
ホスティングとは、インターネットプロバイダや事業者からネットワーク経由でサーバを借りるサービスで、「ホスティングサービス」「レンタルサーバ」とも呼びます。
ホスティングは「専用ホスティング」と「共用ホスティング」の2つに分類されます。
1.専用ホスティング
1つのサーバを1ユーザー(企業)だけで使用することを、専用ホスティングと呼びます。
メリット
- サーバの能力をフルに活用できるため、安定した運用ができる
- 他ユーザーの影響がなく、必要な機能を自由にカスタマイズできる
- サーバの管理者権限を付与されるので、柔軟に設定を変更できる
デメリット
- サーバを専有するため、コストは比較的高い
- 自由度が高く、使いこなすための専門知識が必要
2.共用ホスティング
1つのサーバを複数のユーザー(企業)で共有することを、「共用ホスティング」と呼びます。
メリット
- 専用ホスティングと比べると、コストを抑えられる
- 必要な設定などは事業者が行ってくれるため、短時間で利用開始できる
- サーバー管理は事業者に任せられるため、専門知識が不要
デメリット
- 他ユーザーの利用状況によって機能が制限される
- サーバの管理者権限がないので、自由度が低い
長期的な利用が見込まれるため、コストやスペックだけでなく管理体制やトラブル時の復旧対応も含めて検討することが重要です。
また、セキュリティ対策・システム監視・災害対策などに対応しているデータセンターを選択することで、安定したサービスを提供できるので、BCP対策(事業継続計画)に繋がります。