業務委託個別契約【用語解説】

業務委託個別契約とは、個々の取引ごとに締結する注文書や請書のこと。業務委託における契約であらかじめ基本的な内容を取り決めた「業務委託基本契約」を前提として、「業務委託個別契約」を締結する。

もっと詳しく解説

業務期間が長期にわたる場合、取引全てに適用される基本的な取り決めである「業務委託基本契約」を事前に締結します。そのうえで、個々の取引における業務内容や委託料については「業務委託個別契約」で締結します。

まず、全ての取引に共通する条件や委託費用などについて規定する「業務委託基本契約」を締結し、基本事項を合意しておきます。特に契約内容が複雑な場合、個々の取引の成約にかかる手間を省けます。

次に、具体的な委託業務の内容や委託料等を定める「業務委託個別契約」を締結します。「業務委託基本契約」と「業務委託個別契約」に相違が生じたら、Web業界では個別契約を優先する場合が多いです。

業務委託個別契約に含まれる項目例