限界利益率とは、売上から変動費を除いた限界利益が売上に占める比率のこと。商品・サービスの収益力（ポテンシャル）を測ることが出来る。
もっと詳しく解説
限界利益率とは、売上から変動費を除いた限界利益が売り上げに占める比率のことです。
変動費とは、売上（生産量・販売量）に比例して増減する費用のことで、原材料費・仕入原価・販売手数料・外注費などです。
限界利益率は25％以上が目安で、それ以下であれば赤字になりやすいと言われています。
営業利益が赤字の場合でも、限界利益率がプラスである限りは赤字幅縮小に寄与するので、その商品・サービスをつくって売るほうが良いと判断できます（損益分岐点）。
限界利益率の役割
- 企業・事業部・製品レベルでの予算作成・評価
- どの商品・サービスを優先的に開発すべきか判断。または事業やその商品・サービス存続の判断
- ビジネスモデル構想時や、価格設定