副題:AEM最新技術アップデート:Edge Delivery Services
2026年2月13日に開催された「Adobe DX Partner Enablement Session(Adobe Experience Manager 開発者向け最新技術アップデート)」にて、Business Architects(ビジネス・アーキテクツ)の小山健吾(デジタルコミュニケーション部 部長)がパートナー事例セッションに登壇しました。
本イベントは、AEMに関する最新技術動向やロードマップの共有に加え、パートナーの取り組み事例、トレーニングプログラムの紹介、ネットワーキングなどで構成されたパートナー向けイベントです。
当社からは、Edge Delivery Services(EDS)を題材に、機能紹介ではなく「EDSの本質」と、EDSによってパートナーの役割や協業の前提がどう変わるか、という実務的なポイントをご紹介しました。
当日のプログラム概要(AEM開発者向けパートナーイベント)
- Opening
- AEM:最新アップデートおよびロードマップ
- AEM:Edge Delivery Services と Universal Editor を用いたサイト構築
- AEM:AEM Agent(Beta)および周辺アップデート
- AEM:Agentic WorkflowとAEMの統合
- パートナー事例:Edge Delivery Servicesの取り組み紹介
- パートナー向けトレーニングプログラムの紹介
- ネットワーキング
当日は、AEMの最新情報の共有に加え、Edge Delivery ServicesやUniversal Editorなどの新しい開発体験につながるテーマが扱われました。当社からは、パートナー事例セッションにてEdge Delivery Services(EDS)への取り組みについて概要をご紹介しました。後半のネットワーキングでは、参加者同士で活発な情報交換が行われました。
当社セッションでお話ししたこと(Edge Delivery Servicesの実務視点)
登壇者
株式会社ビジネス・アーキテクツ デジタルコミュニケーション部 部長 小山 健吾
当社はパートナー事例セッションにて、Edge Delivery Services(EDS)を技術機能の紹介としてではなく、「これからのサイト運用で何が競争力になるのか」という視点から、EDSをどう捉えるべきかというビジネス面での見立てを説明いたしました。
特にお伝えしたのは、次の3点です。
検討観点(概要)
EDSを「CMS」ではなく『配信レイヤー』として捉えた場合、何をEDS側で担い、何をAEM側に残すべきか。deliveryとmanagementを分けて設計することの重要性について整理しました。
体制・役割分担(概要)
フロントエンドとAEMコアの責任範囲をどう定義するか。表示と統制を分離したとき、パートナーの役割はどう変わるのか。改善を小さく頻繁に回せる体制設計の考え方を共有しました。
PoCの進め方(概要)
いきなり全面導入ではなく、スコープを限定したPoCで論点を可視化すること。
「どこまでEDSで回せるのか」「どこをAEMに残すのか」「誰の役割がどう変わるのか」これを先に確認するアプローチをご紹介しました。
※本記事に記載の当社見解はBusiness Architectsの見解であり、アドビ株式会社の公式見解を示すものではありません。
<小山のセッション登壇の様子>
<セッションスライド>
さいごに
イベント運営に携わられたアドビ株式会社の皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
AEMの導入・移行、運用改善、Edge Delivery ServicesやUniversal Editorの活用検討は、技術選定だけでなく、役割分担や体制設計の整理が重要になります。
本登壇内容の詳細な整理や背景については、BAsixsにて改めて記事化する予定です。
AEM運用の見直し、EDS活用の検討、Web基盤の再設計、制作・開発体制の構築など、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。