ー CMSの活用が企業のコミュニケーションにおける中心に(変わる時代に向けて) ー
第1章「歴史で振り返るCMSの意義と役割の変化」インターネットが社会インフラになった背景
企業や組織の情報発信やデジタルコミュニケーションにおけるWebサイトの重要性は増すばかり。Webサイト運用に不可欠なコンテンツ管理システム(CMS)は、すでに導入している企業では長期活用している場合が多く、運用を担当する広報・IR部門やマーケティング部門などCMSのエンドユーザーのニーズに対応することが難しくなっている。情報管理やコンプライアンスが厳しくなる昨今、運用過程でのエラーや人的ミス、承認フローや情報管理のずさんさがWebサイトを運営していること自体が情報管理上のリスクになっていることもあると思われる。もちろん、情報システム部門が管理していないCMSやWEBサイトがあれば、サイバー攻撃によるWebサイトの改ざんや情報漏えいなどのリスクも高まっている。
そこで、CMSの歴史を振り返りながらCMSの重要性を再確認してみたい。今回はPowerCMSを開発提供してきたアルファサード社の創業者でもあり、現在は技術担当取締役として製品とサービスの開発に従事している野田純生氏とサービスや顧客の責任者として長らく事業に携わっている正木愉美氏にお話を伺った。
アルファサード社は、官公庁や大手組織など、多くの導入実績があると同時に、会社としてアクセシビリティの課題解決を具体的に示している「伝えるウェブ」の啓もうや、企業や組織へのCMS導入にも取り組んでおり、CMS製品を提供するだけでなく、作る、伝えるという経験も豊富な企業の中心である二人に、歴史から製品のコンセプト、ユースケースをベースにした活用事例などを伺っていく。

