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PowerCMS Xクラウドの機能を紹介

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アカウント/プランナー(ビジネス・アーキテクツ)

入社に伴い名古屋から移住してきました。
直接関係してくる経験職種は「webプロデューサー/DTPディレクター」(合計13年程度)ですが、他にも「バーテン/ジュエリーデザイナー/デザイン学校教務主任」なども経験してきました。 過去の担当クライアントは、大手自動車会社様や部品メーカー様をはじめ、大学や、金融機関、流通系など大手から中小様々な業種を担当し、問い合わせの初期対応からコンペ・受注まで担当。場合によってはディレクターとしても稼働していました。
経験を活かし、案件獲得を目指して奮闘して参ります。

PowerCMS Xは、従来のPowerCMSをさらに進化させた高度な機能を搭載したCMSです。Webサイトの構築・運用のさまざまな要件を満たし、高度なカスタマイズ性と拡張性を有したCMSでもあります。

また、PowerCMS Xにもクラウド版があります。パッケージ版に比べ、導入時の課題のいくつかを考慮せずとも良くなったり、運用においても管理の手間が軽減されるなど、多くのメリットがあります。今回はそんなPowerCMS X クラウドのメリットや機能についてご紹介いたします。

PowerCMS Xクラウドの機能を紹介

PowerCMS Xクラウドとは?

PowerCMS Xクラウドとは、PowerCMS Xをクラウド環境で利用できるサービスです。サーバーの準備や設定が不要で、すぐにWebサイトの構築を開始することができます。そのため、イニシャルコストが抑えられることや、クラウドサービスならではの高度なセキュリティ対策が施されているなどのメリットがあります。

機能面では、CMSに必要とされる基本的な機能が備わっていることはもちろん、PowerCMSではオプションであった機能がデフォルトで備わっているなど、昨今のWebサイトに求められる与件を満たすような機能が追加・改善されています。
なおPowerCMS Xは、従来のPowerCMSとは異なり一から再設計して開発された新しいCMSのため、自動的なデータ移行などは行えませんが、エクスポート→インポートでデータ移行することは可能です。

Webサイトでこんなお困りごとはありませんか?

Business Architectsでは、多岐にわたる業種やサイト規模のお客さまのWebサイト運用をお手伝いしておりますが、開始前に下記のようなお困りごとを伺うことがあります。

  • Webサイト更新に専門的な知識が必要だと思うが、社内に人材がいない
  • 画像やバナー、PDFなどを管理できていない
  • 同じ画像を複数のページに使用しているが、変更が漏れることがある
  • セキュリティ対策が行えているかわからない
  • 外国語ページを作成したいが、その都度翻訳に時間とお金がかかる
  • アクセシビリティ対応が必要だと思うが、何をすれば良いかわからない
  • リモート勤務のこともあり、上長への確認が繁雑

これらのお困りごとは、業務フローで解決できることもあると思いますが、PowerCMS Xクラウドの機能で解決できる部分もあります。次章では、PowerCMS Xクラウドの機能や特徴について解説していきます。

PowerCMS Xクラウドの機能や特徴のご紹介

PowerCMS Xクラウドは、CMSに必要とされる基本的な機能以外にも多くの機能を備えています。ここでは、その機能のすべてをご紹介するのではなく、いくつか特徴的で代表的な機能をご紹介いたします。

画像やPDFの管理方法

PowerCMS Xクラウドでは、画像やPDFなどのアセットはデータベースに保存されます。そのため、同じファイルを違うページに使用する場合は、データベースから引用して表示させることができます。変更がある場合は、データベース上のファイルを変更すれば、使用している箇所の画像やPDFを一括で変更することも可能です。

データのアップロードは、ファイルをドラッグ&ドロップで簡単に登録いただけ、アセット登録画面でステータスを設定することもできます。アセットのステータス管理機能では、公開・非公開を制御できるとともに、時限公開設定も可能です。
また、PowerCMS Xクラウドでは画像のリサイズやトリミング、解像度の変更などの画像編集機能も有しています。

アクセシビリティチェック

W3Cのサービスを利用したHTMLの構文チェックが実行可能です。チェックはページ単位でHTMLソースコードの適合をチェックでき、プレビューを行うことが可能です。なお、問題が見つかった場合は、その箇所を明示して検証結果が表示されます。

Webアクセシビリティ対応の最適解! PowerCMS Xで作る、誰もが使いやすいWebサイト | BAsixs(ベーシックス)

承認ワークフロー

記事の作成後、責任者によるレビューを経て公開するなどのワークフローを利用いただけます。利用する場合は、記事とページ以外に画像やPDFなどのアセット及びウィジェットについても設定が可能です。またカスタマイズ性が高く、要件に応じて多段階でも設定でき、直列・並列の設定も可能です。
権限グループは「作成者」「レビュアー」「公開者」を設けられ、承認ステータスによって公開作業および公開予約が可能で、公開終了の設定も可能です。

多言語対応・やさしい日本語

多言語対応については、管理画面上で記事作成する際にタイトルや記事のテキストを選択して、ボタンひとつで自動翻訳が可能です。
言語は70以上に対応しており、翻訳元言語、翻訳先言語とも任意の言語をセットすることができます。また、「ふりがな付き日本語」や「やさしい日本語(注1)」への翻訳にも対応しています。ユーザーが日本語ページを閲覧する際に、漢字にふりがなを付けたり、やさしい日本語に言い換えられたテキストを辞書機能で登録し翻訳することも可能です。

やさしい日本語については、以下の記事にて詳しく説明をしています。

PowerCMS Xで、Webサイトをもっとアクセシブルに | BAsixs(ベーシックス)

(注1)やさしい日本語は出入国在留管理庁・文化庁によりガイドライン化されたもので、普段使われている日本語を外国の方でもわかるように配慮した簡単な日本語のことです。

セキュリティ

静的ファイル生成が可能で、公開サーバーと分けることによりセキュアな運用が実現できます。また、CMSで生成したファイルはステージング環境、本番環境へ2段階で同期できます。そして、本番環境への同期の際には、ミラーリング機能とあわせて別サーバーへの同期及び予約も可能です。

管理画面では、下記のセキュリティ設定が可能です。

  • 2段階認証 
  • 一定時間内に指定回数以上ログインに失敗したユーザーをロックアウト
  • 一定時間内に指定回数以上ログインに失敗したIPアドレスからのログインをロックアウト
  • システム管理者のログインを指定した IPアドレスからのみ許可
  • システム管理者またはすべてのCMS ユーザーのログインを指定した IPアドレスからのみ許可
  • IPアドレスモデルに許可されたIPアドレスとして登録されたIPアドレスを、ロックアウト対象外

まとめ:PowerCMS Xクラウドで解決できること

PowerCMS Xクラウドのさまざまな機能を効果的に活用することで、Webサイト運用でのお困りごとを解決できます。さらに、優れた拡張性も有していることから、自社特有のお悩みについても解決できることがあるのではと思われます。

当社は、これまでのWebサイト運用の経験とあわせ、PowerCMSのパートナー企業としても豊富な実績を備えております。PowerCMSをご利用中あるいは、現在利用しているCMSを見直したいなど、お悩みでしたらぜひ一度ご相談ください。