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クラウド活用でお客様の課題を解決!クラウドテクノロジーズのご紹介

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この記事を書いた人

プロフィールアイコン(イラスト):小田切
小田切(クラウドテクノロジーズ)

前職ではIT企業の営業アシスタントとして、書類作成・発注業務等に従事。現在は加えて社内のバックオフィス全般を担当。マーケティング業務は手探りで勉強中です。

2023年からBAsixsグループの一員となった株式会社クラウドテクノロジーズは、AWSの認定パートナーとして、お客様のニーズに寄り添ったクラウド導入支援、移行、運用など、幅広いサービスを提供しています。

今回は、クラウドテクノロジーズがどのような会社かを知っていただくために、同社のいろいろな立場の方にお話を聞きました。

クラウド活用でお客様の課題を解決!クラウドテクノロジーズのご紹介

インタビューした人

プロフィールアイコン(イラスト):小田切
小田切(クラウドテクノロジーズ)

前職ではIT企業の営業アシスタントとして、書類作成・発注業務等に従事。現在は加えて社内のバックオフィス全般を担当。マーケティング業務は手探りで勉強中です。

インタビューを受けた人

  • プロフィールアイコン(イラスト��):ソリューションサービス部 部長 大澤 直樹
    大澤 直樹ソリューションサービス部 部長(クラウドテクノロジーズ)

    CTI事業の責任者として、事業全体のマネジメントを行っています。

  • プロフィールアイコン(イラスト):営業 藤沢 紀和
    藤沢 紀和営業(クラウドテクノロジーズ)

    お客様の課題、お困りごとを費用対効果に見合う提案を心がけ、顧客に寄り添った営業を心がけております。

  • プロフィールアイコン(イラスト):北浜
    北浜サポート担当(クラウドテクノロジーズ)

    自社提供サービスのサポート業務に従事、社内の情報システム業務にも携わっています。

  • プロフィールアイコン(イラスト):システムエンジニア 平田
    平田システムエンジニア(クラウドテクノロジーズ)

    インフラ系のシステムエンジニアとして、AWS上のシステムや物理ネットワークの設計・構築・運用を行っている。

「クラウドテクノロジーズ」とは?

まずは、クラウドテクノロジーズが何をしている会社なのか、教えてください。

大澤:IT技術を活用したサービスを提供している会社です。主に中小企業を対象にクラウドサービスを中心としたITの活用支援を行っています。物(商品・サービス)を売るだけではなく、お客様が抱えている事業課題を解決するため、コンサルティングから日々の運用までをワンストップで提供しています。

北浜:私はサポートグループの立場で、お客様が抱えている問題を解決していくサービスを提供しています。問い合わせがくるのはお客様が困っているとき、うまくいかずに混乱されているときが多いので、お客様の立場になり、寄り添うことを心がけています。

平田:私は技術グループですが、同じことが言えるかもしれません。お客様がどのようなサービスを望んでいるのかしっかりとヒアリングをし、汲み取ってシステムの要件定義・設計・構築を行います。

お客様ごとに、抱えている問題や、やりたいことはさまざまなので、一方的にベンダーの理論のようなものを押し付けるのではなく、どうすればお客様のご要望を実現できるのかという観点を心がけています。

藤沢:営業の立場からお話ししますと、戦略的にITを活用しているお客様はもちろんのこと、ITやクラウドに詳しくないお客様に対しても自信を持って紹介できるサービスを提供している会社です。

一方的にサービスを売るのではなく、お客様の課題を正しく理解し、さらに掘り下げて、本当に必要なものを提案することを心がけています。

大澤:“お客様が抱えている課題に寄り添う”というのが当社の強みですね。サービス事業者として、ホスピタリティが高い組織だと自負しています。

中小企業向けのクラウドサービスを提供しているとのことですが、サービスの詳細を教えてください。

藤沢:サービスのラインナップとしては、ファイルサーバーに特化したSaaS型の「ファイルサーバークラウド」や、お客様のアプリケーションを動かすためのクラウドプラットフォームを提供する「CLOUDxCLOUD」など、主にAWSを利用して、お客様社内のシステムのクラウド移行、構築、運用サービスを提供しています。

大澤:これ以外にも、ネットワークやログに関するセキュリティ製品の構築や、社内にITの専任担当者がいないのでITやクラウドの有効活用が進まないというお客様向けに、情報システム部門のアウトソースが可能な「運用支援サービス」など、クラウドを活用するために必要となる関連サービスも合わせて提供しています。

藤沢:「ファイルサーバークラウド」では、クラウド上へ安全にデータを保管できるのはもちろんのこと、部門や権限によってデータへのアクセス権限を自由に設定できたり、外出先からも安全にアクセスできる利便性を備えているなど、どこにいても社内と同じように、かつ安全に働ける環境を整えることができます。

また、「CLOUDxCLOUD」は、お客様がシステムに求める条件に合わせて、自由にカスタマイズが可能なサービスとなっており、社内にある業務アプリケーションのクラウド化でご利用いただくことが多いサービスです。

大澤:2015年頃から、システムを導入する際にクラウドを第一候補とする「クラウドファースト」という考え方が出てきました。そして、コロナにより働き方が大きく変化したことでクラウドの利便性が浸透し、自社の価値や競争力を高めるためのツールとして、クラウドは欠かせないものになっていると感じています。

一方で、クラウドを活用したいがよく分からないというお客様が多いのも事実で、当社はこういったお客様に対してもクラウドを活用いただき、クラウドのメリットを享受いただけるサービスの提供を行っています。

平田:大手のクラウドサービスでは、自社の製品のみ、決まった内容のみを提供するということも多いのですが、当社ではお客様が自身で別途購入された機器でも、分からないことがあれば相談に応じます。クラウドと接続するためのセキュリティを強化したい、インターネット回線を早くしたい、リモートワーク環境を構築したい、Wi-Fiを高速化したいなど、どんなご相談も基本的には当社を窓口としてワンストップで提供できます。

北浜:今までの話に出たサービス以外にも、コンピューターウイルスに感染した際にどうしたらよいか、障害が発生したときの事業継続計画を作りたいなど、お客様の相談内容に合わせて、プロの視点から適切な対応をご提案する機会もあります。

大澤:当社をご利用いただいているお客様からは、当社提供サービス以外のご相談をいただく機会も多く、お客様のいろいろな課題に対する支援、提案、サポートを行っています。

お客様からは、こういった当社のスタンスについて評価の声をいただくことも多く、長いお付き合いになることが多いですね。

クラウドサービスのメリットとデメリットについて

今後クラウドサービスの導入を検討されているお客様に向けて、移行した際のメリットを教えてください。

大澤:より早く、適切なコストで、自社のやりたいことが実現できるようになったのが一番大きなメリットだと思います。

クラウドサービスが一般的になる前は、何かシステムを導入したいという場合には、データセンターを借りて、インターネット回線を契約し、サーバーやアプリケーションを買って、開発や構築を行うという対応が一般的でした。

あと、作って終わりではなく、システムを正常に使い続けるための運用や、保守契約の管理など、とにかくやらなければいけないことが多かったです。そして、それぞれ必要なものに対して、提供元(ベンダー)や契約窓口、お作法的なものがバラバラで、こういったことを調整するための仕事が生まれるくらい大変でしたが、この構造やプロセスがクラウドサービスによってシンプルになりました。

藤沢:やはり自社に必要なものを、自分で、適切なコストで選べるようになったことがメリットですね。
以前はシステムの導入といえば、専門のベンダーに任せっきりになることが多く、良くも悪くもベンダーに依存していたことで、コストもベンダーの言う通りに発生するという関係性のお客様が多かったのですが、今は選択肢が広がりお客様が自分たちで選べるようになりました。

大澤:先日改正された電子帳簿保存法についても、クラウドサービスではサービス事業者側が法律の要件に適合するための対応を行っており、以前のように自社の業務アプリケーションを改修するために膨大な時間とコストをかける必要も無くなりました。

平田:クラウドサービスではゼロからシステムを構築する必要が無いため、システムを導入する際のスピードが圧倒的に早くなったことも大きなメリットだと思います。

藤沢:お客様がITを使って自社の事業課題を解決する際に、自分たちで迅速に対応できるようになったということですね。

大澤:資産をもつ必要が無いので、会計的に固定費ではなく変動費となるのも大きなメリットですね。事業の成長に合わせて適切にコストをコントロールすることが可能になりました。

クラウドサービスのメリットはかなりありそうですね!移行する際に考えておかなければならないデメリットがあれば教えてください。

大澤:デメリットは、クラウドサービスがたくさんありすぎて、自社に何が最適なのかを選ぶことが難しくなっていることだと思います。携帯電話でキャリアやプランを選ぶのと似ているかもしれません。電話もメールもインターネットもできるけれど、何が違うの?というのを見極めることが求められるようになってきています。

藤沢:多くのクラウドサービスはいまや多機能なため、実際は自社の業務や規模に対してはオーバースペックだったり、本来不要なコストが発生していたりする場合も多いですね。

北浜:そもそも、企業内にIT管理者がいないと、クラウドサービスを選ぶことも、機能を有効に利用することも難しいですよね。管理者がいたとしても、自社の業務をクラウドサービスに乗せるというのは、かなり面倒な作業です。
こういった理由から、昔から利用している社内にあるサーバーをそのまま使い続けているといったお客様も少なくありません。

大澤:本来ITは事業を成長させるために必要不可欠なツールなのですが、IT管理という業務が間接業務であることもあり、適切なスキルを持った人材の配置を含めて、ITに対する投資が不足しているという会社が多いというのも事実です。

平田:結果的に、OSやアプリケーションの保守切れによるセキュリティのリスク、ハードウェア老朽化に伴う故障のリスクなどをそのままにしておくことで、事業継続のリスクが高くなってしまうという状況ですね。

大澤:話をクラウドサービスのデメリットに戻しますが、クラウドサービスは便利に使える反面、悪意ある人からも攻撃しやすいという側面がありますね。
どこからでもアクセスできるということは、悪意を持った者からもアクセスできる可能性があるということです。

平田:適切なセキュリティ対策を実施していれば、社内にあるサーバーと同等に安全に利用できるのですが、IT管理者のスキルが不足している場合には、対策が不足していることもあるかもしれないですね。

大澤:パスワードを予測されにくいものにする、定期的にパスワードを変更するなどの一般的な対応に加えて、通信を暗号化する、許可された端末からのみシステムへのアクセスを許可する、不審な接続要求は遮断するなどの対策ですね。

この仕事をしていて良かったこと

クラウドサービス提供者としてやりがいに感じていることや、仕事をしていて感じる達成感や満足感について教えてください。

平田:私はエンジニアなので裏方で仕事をしていますが、直接お客様とやりとりさせていただくケースもあります。その際、お客様の悩みを解決できたときに「クラテク(クラウドテクノロジーズ)さんだから安心」と感謝の言葉をいただくとうれしいです。あと、ITの日々の進化に携われることにわくわくします。そのITの力でお客様のビジネスに貢献できることがさらにやりがいにつながっています。

北浜:そうですね。お客様の問題を解決するのが私たちの仕事なので感謝の気持ちを伝えていただくことが多いです。メールだったり、電話だったりいろいろな場面でお言葉をいただきます。またあなたにお願いしたいと指名を受けたりすることもあり、それもうれしいですね。

藤沢:私はいろんな業種の方とお話しできることですね。IT技術に関しての学びはもちろん、業種によって要求されることや手続きが変わりますので、日々新しい学びがあります。さらに、ITがどんどん進化している反面、新しい問題も次々と発生しますが、これらを解決していく中で問題解決能力も高められるのもこの仕事をしていて良かったと思うところです。

北浜:この仕事、私は本当に好きですね。IT好き、コンピューター好きが周りにも多いので会話も楽しいです。パソコンを組み立てたり、専門誌を読んだりすることもまったく苦になりません。3連休あったら4日目には仕事したい!ってなります。たまに夜中にシステム障害が発生して対応を行うこともありますが、苦痛に感じません。

大澤:天職ですね(笑)

今後のクラウドテクノロジーズが目指すところは?

最後に、今後クラウドテクノロジーズがどのように成長していくか、社員のみなさんの目指すところを教えてください。

北浜:サポートの立場としては、お客様との信頼関係をより築ける会社にしていきたいです。お客様との日々の信頼関係があってこそ、「困ったらクラテク(クラウドテクノロジーズ)に連絡!」と思っていただけるように努力していきたいです。

平田:技術者としては、会社全体の底力を上げていきたいと考えています。既存のお客様にはよりよいサービスの提供を。ITで困っていらっしゃる新規の企業様にも私たちのサービスを知っていただきたいです。お役に立つことができると思います。

藤沢:お客様の課題はさまざまですが、どのようなお客様に対しても、お客様の課題を正しく理解し、お客様のメリットとなるサービスを提供し続けられる会社でありたいと思っています。

例えば、私は情報システム部門の方と話す機会が多いのですが、うまくシステムが活用できず、システム運用に関する負荷の低減や業務の効率化が進まないという声をよく耳にします。なので、こういった問題を解決するためのサービスを作るとうこともやってみたいですね。

大澤:ITやクラウドサービスの発展で、生産性や利便性は飛躍的に向上しましたが、今度は電子化された情報をどのように管理するか、活用するか、守るかといった新たな課題が生じています。

当社は「情報資産を価値ある資産へ」というミッションを掲げて、電子化された情報を安全に活用するためのさまざまなサービスを提供しています。今後もお客様の課題に寄り添ったサービスを提供し続けることで、お客様の成長の支援と、当社の成長を実現したいと思っています。