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BAのエンジニアとはどんな仕事?やりがいと働きやすさ、魅力を語り合う

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BAsixs編集部

BAsixsは、社会課題の解決と新たな価値創出をBAグループ全体で目指すためのサービスブランドです。

ビジネス・アーキテクツ(以下、BA)ではエンジニアやデザイナー、ディレクターなどの各職種をプロジェクトごとに最適なメンバーで編成し、お客さまをご支援する体制を取っています。

昨今、お客さまのビジネス課題が多様化・複雑化するなか、BAはよりいっそう付加価値の高いサービスを提供すべく、メンバーの増員とスキル向上のために中途採用の募集を積極的に行なっています。

今回の記事では、エンジニア&テクノロジーグループに所属するシニアエンジニアの今村とフロントエンジニアの高田の対談を通じて、BAのエンジニアの仕事内容ややりがいなどをご紹介します。

社歴も違えば保持しているスキル、業務経験も異なる両名の話から、BAならではの仕事のやりがいや働きやすさ、企業文化の魅力を掘り下げます。

BAのエンジニアとはどんな仕事?やりがいと働きやすさ、魅力を語り合う

インタビューした人

プロフィールアイコン(イラスト):ディレクター/フロントエンドエンジニア 富本
富本ディレクター/フロントエンドエンジニア(ビジネス・アーキテクツ)

地元・愛知の印刷会社や広告会社にてWeb制作に携わる。2014年頃、フロントエンドエンジニアとしてBAに入社。現在、ディレクターとして開発・運用の進行管理やWebサイトのガイドライン作成やコンポーネントの設計・作成を担当しています。好きなキャラクターはリラックマ。イタリアとスイスに行きたい。

インタビューを受けた人

  • プロフィールアイコン(写真):シニアエンジニア 今村
    今村シニアエンジニア(ビジネス・アーキテクツ)

    Web制作会社のエンジニアとしてシステム構築・CMS構築などを担当、システムエンジニアとして従事する。2005年よりビジネス・アーキテクツに参画。 現在はシニアエンジニアとしてエンジニアリングUNITに所属。Webシステム全般の提案・要件定義から構築・構築・品質管理など幅広く担当。プロモーションサイトからグローバル企業のホームページまで、顧客ごとに異なる機能・安全性を持ったシステム・CMSの設計・構築を行っている。

  • プロフィールアイコン(イラスト):フロントエンドエンジニア 高田
    高田フロントエンドエンジニア(ビジネス・アーキテクツ)

    システム会社で10年以上WEBの業務システム開発に携わる。フロントエンドエンジニアに憧れ、その後、WEB制作会社に3年ほど勤務。中小規模サイトのサーバー設定、コーディング、CMS実装、開発、運用を担当。 2022年BAに入社。サイトの運用やCMS実装を担当。バックエンドの知見もあるフロントエンジニアとして、さらなるステップアップを目指す。

プロフィールと業務経験、担当しているプロジェクト

お二人のプロフィール・業務経験を教えてください。

今村:キャリアのスタートはある大企業の研究・開発部門です。BAに参画したのは2005年で、今ではWebシステム全般の提案や要件定義、構築、品質管理など幅広く仕事をしています。また、BAが得意とする大規模なグローバルサイトの設計・構築も担当しています。

高田:私はもともとあるシステム会社で10年以上、販売管理や顧客管理などのバックエンドの業務システムに携わっていました。

その後Web制作会社に転職して、3年間は中小規模サイトのサーバー設定やコーディング、CMSの実装、開発、運用を担当しました。

BAに移ったのは2022年ですので、ちょうど丸2年が経過したタイミングになります。

BAではどのようなプロジェクトを担当されているのでしょうか?

高田:入社してからはおもにWordPress案件を担当しています。また、BAが得意とする大規模サイトの設計・構築にも携わるようになりました。現在の案件ではPowerCMSで設計・構築をしています。

今村:私も最近、WordPressを使ったサイト制作を担当する機会が増えました。ただ、以前は、セキュリティ面の課題からWordPressは会社として推奨していませんでした。安心安全に使えるWebサイトを提供するというBAの方針と合わなかったんですね。

しかしながら、セキュリティ面が強化されたこと、お客さまがWordPressのインターフェースに慣れているなど利便性からの要望もあり、今はWordPress案件もお請けしています。

ほかにもMovable Type、PowerCMSのようなブログ系CMSから、エンタープライズCMSまでいろいろと手がけてきました。今はAEM(Adobe Experience Manager)案件に注力しています。

BAがAEMを取り扱い始めたのは約3年前です。以前はオンプレミス版しかなかったのですが、2020年にクラウド版の提供が開始し、価格帯がお客さまの予算感と一致してきたことが背景にあります。

高田:BAsixs経由でもAEM関連の引き合いやご相談は増えていますよね。

AEMの概要や機能については以下の記事で紹介していますので、ご覧ください。 AEM (Adobe Experience Manager) 導入で解決するグローバルサイトの課題 | BAsixs(ベーシックス)

エンタープライズCMSについては下記で詳しく説明しています。 エンタープライズCMSとはどんなCMS?ブログ系CMSとの違いを紹介 | BAsixs(ベーシックス)

BAのエンジニアの強みと特徴、働きやすさ

さまざまなバックグラウンドと幅広い経験をもつエンジニアが集まる

どのような点がBAのエンジニアの強みや特長と感じていますか?

今村:多彩な人材がそろっていることがBAの強みの一つですね。大規模サイトの制作では、システム面のスキルはもちろんのこと、ブランディングの観点からデザイン面の経験・ノウハウも非常に重要です。

洗練されたデザインにするためにはマークアップの知識も必要ですが、BAにはマークアップの領域にも詳しいエンジニアが多数在籍しています。また、さまざまな領域に深い知識・経験をもつエンジニアもいるので、チームに厚みがあると思います。

高田:BAには転職組も多いですからね。幅広い分野で経験を積んできた人材が集まっているので、私のように経験が少ない人からすれば、何かあったときにすぐその分野に精通した人に相談できるのが心強いです。

また、BAの年齢層は比較的高めで、長く働いている人も多くいます。Web制作会社は他の業界と比べると年齢層が若い傾向があって、20代の社員が大半、30〜40代がトップという会社も珍しくありません。その点、BAの社員構成はバランスが良いと感じています。

写真:高田が話す様子

エンジニアではない人にも伝わる言葉づかいを心がける

仕事で意識していることや工夫されていること、大切にしているお考えをお聞かせください。

高田:最近とくに意識しているのは、テキストコミュニケーションでの言葉選びですかね。BAでは一つのプロジェクトにさまざまな職種の人が関わっていて、エンジニアの専門用語を使っても伝わりにくいので、伝わりやすい表現を使うように心がけています。

また、大切にしていることは、自分たちのつくった納品物が「お客さまから対価をいただくに値する内容か」と考えることです。お客さまの立場に立ったときに、自分の納品物をどう思うだろうか、と。

今村:私も他のプロジェクトが重なって多忙なときは、どうしても集中力を切らしてしまいそうになるのですが、費用をかけて制作をお任せいただく以上、プロとしてご満足いただける仕事をしようと心がけています。お客さまに価値を認めてもらえるかどうか、という仕事における本質的な部分ですよね。

ドキュメントとして記録を残してナレッジを蓄積する

仕事を効率化するためにされていることは何でしょうか。

今村:基本的なことですが、仕事の結果を記録に残すことです。作業内容をタスク管理ツールに記録して、共有できる形にするようにしていますね。一度発生した作業はその後も発生することが多く、以前の状況や対処方法などを記録しておくことは、自分だけでなく周囲のためにもなるからです。

高田:ナレッジの蓄積は会社としても大切にしています。長年積み上げられた経験・ノウハウを個人だけのものではなく、BA全体のものとして共有することで会社自体の基盤力の強化につなげています。

他の職種の仕事を経験することで、広い視野を持てる

仕事の面白さややりがいを感じた瞬間を教えてください。

今村:お客さまのご要望に対して、最適なプロダクトやツールを提案できる点はやりがいを感じます。お客さまの予算やセキュリティのルールを踏まえてクラウドツールなどを探して、提案しています。

また、他の職種を経験できたことも、とても面白かったですね。過去に、お客さまのブランディングの一環で、ロゴやフォントなどのCI(Corporate Identity)のデザインを再構築する案件がありました。お客さまとの接点がたまたま私だけだったこともあり、そのときエンジニアの私がプロジェクトマネージャーを担当したのです。

普段はそこまで深く関わらないデザイナーに混じって、ロゴやフォントのデザインパターンを複数並べて見比べるなど、デザイナーの仕事を直に見られる興味深い経験でした。この経験があったからこそ、他の職種やプロジェクト全体に対してより俯瞰で見ることができるようになりました。

高田:BAでは、プロジェクトによって別の職種にアサインされることがありますよね。私も同じような経験があり、昨年(2023年)は、当初エンジニアとして参加していた大規模案件で、途中からディレクターを任されました。

未経験のディレクター職種を任されたのですね。どのように乗り越えられたのでしょうか?

高田:事業部のマネージャーから「高田さんならやれるんじゃない?」と打診いただいたので、チャレンジすることにしました。

ディレクターの経験はなかったですし、前職を通じて中小規模の案件しかやっていませんでしたから不安はありました。それでも、今村さんをはじめ周囲のメンバーに協力してもらいながら、なんとかプロジェクトをリードして進めることができました。

ディレクター目線で考えると、お客さまに対してもまた違った提案ができるので、視野が広がりましたね。

BAの職場環境と企業文化・風土について

他職種とのコミュニケーションや定例会の参加で得られる学び

BAには、さまざまな専門職のプロが密に協力しながら、プロジェクトを進める風土がありますよね。エンジニアの立場からメリットを感じる点を教えてください。

今村:エンジニア以外の職種のメンバーと直接話せることですね。一般的な大企業ではプロジェクトを進める際、各部署のマネージャー同士でやり取りすることが基本で、別職種のメンバー同士がコミュニケーションを取る機会はあまり多くありません。

その点、BAでは情報が足りなければ社内のデザイナーやディレクターに直接相談できるので、結果としてお客さまの意向に沿った納品物に仕上げやすいんです。

高田:お客さまとの定例会に各職種のメンバーが参加することも、BAの特徴ですよね。実体験でもあるのですが、他社の場合は、コストを抑えるためにディレクターだけが定例会に参加するケースがあります。しかしそうなると、お客さまと直接やり取りをしていないメンバーには決定事項しか提供されず、そこに至るまでの流れや背景がわからないんです。

今村:たしかに、多くのメンバーが定例会に参加するとその分コストがかかる、という考え方もありますよね。ただ、BAでは各職種のメンバーが最低1名は参加していて、お客さまから質問をいただいたときに、できるだけ即答できる体制を取っています。ご質問によっては、一度持ち帰って後日回答するというケースもありますが、即答したほうがタイムロスも少なく、結果的にコストも抑えられるケースが多いですね。

高田:定例会で直にお客さまに接すると、お困りごとや好みの傾向も把握できますよね。お客さまから伺った内容を意識した状態で制作できるので、より本質的な課題解決につながる点もメリットです。

加えて、定例会に参加することで、他の職種の進め方も学べます。今後エンジニアからディレクターの職種に興味が湧いたときにも、すでにいろんな人の仕事の進め方が自分のなかに蓄積されているでしょうから、職種を変える決断もしやすいと思います。

助け合いの精神と、チャレンジを後押しする企業文化

BAの企業文化や企業風土の良い点を教えてください。

今村:助け合いの精神が根付いているところです。多様な専門職のプロが在籍しているので、自分が不得意な領域でも気軽に相談できる雰囲気があります。

社内コミュニケーションのツールとしてSlackを導入していますが、相談したい質問を遠慮なく投げかけられます。会社としてもわからないところは積極的に相談することを奨励しているので、そうした日々の実践が企業風土として培われていると思います。

BAには助け合いを積極的に行なうメンバーが集まっていて、さらに周囲の人たちはそれに感化されて自然と同じような行動をし始める、という好循環が生まれていると思います。

写真:今村が話す様子

高田:仲間の作業を自分から助けにいったり、相談に応じてくれたりする人が本当に多いですよね。やり方が間違っていたとしても、強く否定されたり叱責されたりすることもありません。チャレンジした結果の失敗であれば「じゃあ、次はこうしていこう」と周囲の人たちが一緒に改善に取り組んでくれる寛容さ、会社としての懐の深さを感じています。

「ハイブリッドワーク」と「フルフレックス」の働きやすい環境

BAで働きやすさを感じているところを教えてください。

高田:私は都心から離れたところに住んでいて、かつ子どもがいます。なので、リモートワークとオフィス出社を選択できる「ハイブリッドワーク」と、働く時間を柔軟に調整できる「フルフレックスタイム制」は本当に助かっています。転職時にも、この2つを満たす会社を探すなかでBAにたどり着きました。

今村:私は東京にいるときは、集中できるという理由でオフィスに出社していますが、一時期、長く遠方の実家に帰っている時期がありました。そんなときでも、リモートワークに切り替えて仕事に穴を空けずに済むのは安心感がありますよね。

今後、働き方をアップデートしたいところはありますか?

高田:私たちのチームは、東京だけでなく宮崎にも拠点があり、チームメンバーの距離が物理的に離れる場合もあります。対面と比べてリモートワークは、コミュニケーションが難しいと感じます。そのため、コミュニケーションが不得手な人でも一人で抱え込まないで済むように、今以上にコミュニケーションを取りやすい仕組みが整うといいな、と思います。

「ハイブリッドワーク」「フルフレックスタイム制」については下記で詳しく説明していますので、ご覧ください。 働く場所や環境、時間の「あたりまえ」をアップデート | BAsixs(ベーシックス)

BAにマッチする人材像とは

自分の範囲を限定せず、主体的に考えてチャレンジできる人材が向いている

どのようなタイプの人材がBAに合うと思われますか?

今村:自分の可能性を限定せず、やるべきことと同時にやりたいことにも挑戦できる人ですね。もちろん自分の得意な領域をもつことは大事なことですが、反面「これしかやりません」というタイプの方はBAには合わないと思います。

高田:同意見です。未経験の分野にアサインされたときでも「やります」とチャレンジできる人が合うと思います。

また、周囲と積極的に関わりながら、仕事を進められる人がBAには向いているのではないでしょうか。今はリモートワークのメンバーも多いので、コミュニケーションをうまく取りながら仕事を進められるスキルが求められます。

今後の会社とご自身の展望を教えてください。

今村:CMSや各種ツール、クラウドプラットフォーム環境など、私たちが関わるテクノロジーは多様化しています。エンジニアとして、これらの最新技術を学び続けて、お客さまに最適なものを提供できるように柔軟なマインドを持って取り組みたいと思っています。

そのためには、会社としても時代の流れに沿い、AIなど幅広いテクノロジーを積極的に利用できる環境を用意したいですね。

高田:現在、案件の引き合いがとても増えています。なるべく対応したいところですが、現状では今村さんをはじめとした、経験豊富で高いスキルをもつエンジニアに案件が集中しています。

大規模プロジェクトをこなすには相応の人材と体制が必要であり、エンジニアに限らずメンバー全員のスキルの底上げが欠かせません。

今後、多くの大規模プロジェクトを並行して推進できる会社にしていきたいですし、私自身も会社をもっと力強く支えられる存在になりたいと思っています。

写真:今村と高田が笑顔で会話する様子

BAにはチャレンジできる環境がある

BAでは、今回対談した2人のエンジニアのように、歩んできたキャリアが異なるさまざまな人材が一緒に働いています。

BAには助け合いの精神が根付いており、相談に応えてくれる人材が揃っています。わからないところや不得意な領域についても、部署の垣根を越えて相談することを奨励しており、企業文化として培われています。

また、リモートワークやフルフレックスタイム制など、柔軟な働き方が可能な点も大きな魅力です。さらに、コミュニケーションツールの積極的な活用も働きやすさや安心感につながっています。

BAのエンジニアの仕事の内容や働き方に興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。