客単価とは、顧客が1回の購買あたりに支払う金額のこと。平均値、もしくは売上金額÷顧客数で算出する。
もっと詳しく解説
客単価とは、顧客が1回の購買あたりに支払う金額のことです。月間・年間など一定期間で考える場合もあります。
ECなどの実測データが取得できる場合は平均値、直接データが取れない場合は売上金額÷顧客数(レシート数・サンプル調査で推定)で算出します。
供給キャパシティが有限で、顧客数の増加がある程度以上になると見込めない立地型ビジネス(小売り、飲食)には特に重要視されます。
売上金額=顧客単価×顧客数なので、顧客数が有限であれば売上金額を上げるためには顧客単価を上げる必要があります。経年変化・業界他社との比較、新規出店の際に使われます。
客単価は購買頻度と合わせてみる必要があります。それが一定期間あたりの客単価です。 一回当たりの客単価が上がっても、購買回数が減っては意味がありません。
これを意識したものをRFM分析と呼びます。Recency(最新購入日)Frequency(購入頻度)Monetary(購入金額)の3つの指標で顧客を分類する方法で、顧客のセグメント別にコミュニケーション戦略を立てることが出来ます。