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Webガイドラインとは?

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Webガイドラインとは、Webサイトの品質基準や制作仕様を記述した更新時に遵守すべきルールドキュメントのこと。

もっと詳しく解説

Webガイドラインとは、Webサイトの構築や運用のルールをまとめたドキュメントのことです。具体的には、レイアウトの基本的なパターンやフォント、ボタンの形、文体といった、Webサイトを構成するパーツなどを指します。
Webガイドラインには主に「制作・更新作業の効率化」と「一定の品質確保」という2つの目的があります。
Webサイト制作はディレクター、プログラマー、デザイナー、コーダーなど様々な人間がチームを組んで共同作業します。
仕事の進め方、考え方などが異なる人間が集まった共同作業には、制作するWebサイトの方向性、制作ルールなどをドキュメント化したガイドラインが必要となります。
ガイドラインによってプロジェクトメンバーが同じ認識のもと、同じ目標に向かって進むことができ、効率的でスムーズなワークフローを実現できます。

またWebサイトでは制作後の運用が重要です。
Webサイトを運用していくなかで、他の担当者にWebサイトのルールを引き継ぐためのドキュメント化したガイドラインが必要となることもあります。
ガイドラインを用いて品質管理のルール「品質基準」(注1)「制作仕様」(注2)「チェック方法」(注3)を守ることで、誰が運用担当になっても、その担当者が替わったとしても、Webサイトの運用において一定の品質を確保し続けることが可能です。

(注1)品質基準:コンプライアンス、ブランドルール、セキュリティ、プライバシー、ユーザビリティ、アクセシビリティ、SEO
(注2)制作仕様:コンテンツモデル(情報の分類と構造)、デザイン仕様(画面上の視覚表現)、コーディング仕様(HTML等実装仕様)
(注3)チェック方法:品質チェックシート、品質チェックツール、品質チェックプロセス