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企業におけるサステナビリティとCSR・SDGs・ESGの違い

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プロフィールアイコン(写真):第2事業部 マネージャー/ディレクター 野島
野島第2事業部 マネージャー/ディレクター(ビジネス・アーキテクツ)

2008年にビジネス・アーキテクツに入社。システムエンジニアとして中規模以上のシステム設計・システム開発を担当。現在はそのバックグラウンドを活用し、サイト構築案件から運用案件まで様々な案件のディレクターを担当。UXとエンジニアリングの観点から顧客の課題解決を行っている。

日本のIT業界の発展によって、日本の企業のコミュニケーションやプロモーションのあり方が大きく変化しています。

毎日めまぐるしく変化していく社会に対応するために、企業には「サステナビリティ(持続可能性)」の取り組みがより一層求められています。

今回の記事では、今後さらに需要が高まっていく「サステナビリティ」に関する情報をご紹介いたします。

企業におけるサステナビリティとCSR・SDGs・ESGの違い

サステナビリティとは?「持続可能」と直訳される

サステナビリティとは、「環境」「社会」「経済」の3つの観点から、世の中を持続可能にしようという考え方を指す言葉です。

現代社会が抱える課題を最大限に考慮して、これらの3つのポイントを意識することで、企業としてより効果的な長期戦略を立てることができます。

さらに、企業の長期的な戦略を立てながら、世界が今後も持続していける仕組みについても考える必要があります。

企業における「サステナビリティ」と「CSR」

CSRとは、「コーポレート・サステナビリティ(Corporate Sustainability)」を省略した言葉です。

企業がこれからの時代を生き抜いていくためには、企業が事業を通じて「環境」「社会」「経済」の3つの観点から、長期的に企業戦略を立てていく必要があります。

例えば、会社を経営していくうえで、エネルギーの問題を避けて通ることはできません。

なぜなら、世界の経済を支えている輸送業やIT企業も、車両の移動や電力インフラによって多くのエネルギーを消費しているからです。

そういったサステナビリティに関する問題点を認識し、CSRによって企業の社会的責任を果たす。そのような企業姿勢と顧客のファン化が連動する時代である、といえます。

企業における「サステナビリティ」と「SDGs」

SDGsとは「持続可能な開発目標」のことで、社会的な発展を追求しながら、それと同時に世界的な貧困や環境問題に対して考慮し、持続可能性を取り入れようという考え方です。

これは2015年の9月に開催された国連サミットで採択されたもので、そこから大きな注目を集めるようになりました。

企業は長期的な視点で体制を確立し、持続可能性のある行動を積極的に推進することが期待されています。

企業における「サステナビリティ」と「ESG」

ESGとは、「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governence(企業統治)」の3つのキーワードを、1つにまとめた言葉です。

ESGの考え方を要約すると、「収益だけではなく、これらのポイントにアプローチしながら企業価値を評価する」という、新しい投資の仕組みを確立する考え方です。

企業がこの厳しい時代を生き抜くためには、投資家と一丸になって経済危機を乗り越える姿勢が求められるケースが多いです。

そのうえで、企業を様々な観点から複合的に評価することができる仕組みが求められているのです。

まとめ:どんな企業でも逃れることはできない「CSR」「SDGs」「ESG」の行動基準

今回の記事では、企業に対するサステナビリティの必要性と、「環境」「社会」「経済」の3つの観点から企業のあり方を考える「CSR」「SDGs」「ESG」についてご説明しました。

企業としての利益を考えるのではなく、企業活動を通じていったい社会にどんな形で貢献することができるのか。また、企業活動を行ううえで、「環境」「社会」「経済」の諸課題に対してどんなアプローチをするのか。

企業がこれからの時代を生き抜くためには、こういった考え方が必要になります。

企業が長期的な戦略を立てる必要性について、ぜひ今回の記事を参考にしていただけると嬉しいです。

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