BAsixs(ベーシックス)

「あたりまえ」をアップデートしつづける

グローバルサイトのリニューアル|AEM導入事例 L社様

  • 投稿日 :
  • 最終更新日 :
グローバルサイトのリニューアル|AEM導入事例 L社様

プロジェクト概要

グローバルにも展開している日本トップシェアの製造業L社様のグローバルサイト構築を行いました。

複雑化したWebサイトになってしまったため、サービスを展開する国・地域で同じ情報を届けられていないことや、自分たちの顧客に伝えるためのグローバルガバナンスを構築したいというご要望に、L社様の要望がすべて実現可能なAEM(Adobe Experience Manager)の導入・活用をご支援しました。

プロジェクトの背景・課題

ご相談いただいた背景

新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、BtoBの業界でも顧客の購買プロセスが変化し、非対面での営業が急速に進みました。調査の結果、顧客は選定・購入前に多くの調査をしているということがわかり、デジタルマーケティング施策を推進することを決めました。

グローバルサイトで顧客の課題に寄り添った情報を発信することで、新規顧客の獲得・既存顧客のロイヤルカスタマー化につなげる形を目指されていました。

お客様が抱えていた課題

  1. 本部機能を持つ日本・米国・欧州のローカルサイト以外の、多くの国・地域のサイトを更新する担当者が不在
    • サイト運用担当者がいない国・地域で、更新が数年滞っている
    • 全ての国・地域で最新の会社情報が提供できていない
  2. 「世界共通なコンテンツ」と「各地域独自のコンテンツ」など、情報設計ができていない
    • 世界共通なコンテンツについては、ブランドイメージを国際的に統一したい
    • その上で、製品訴求力を向上したい
    • 自社ブランド・コンテンツを見直したい
    • 各地域独自のコンテンツについては、それぞれの地域の担当者が地域情報を追加できるようにしたい
    • サイト更新にかかるコストを削減したい
    • 各国が直感的に利用できるCMSを選定したい
    • セキュリティを維持できるように、ユーザー権限を適切に管理したい

これらの課題を踏まえて、以下の3点をご提案しました。

  1. Webサイトの管理体制の再構築
  2. ヘッドクォーター、リージョンマスターなど役割の明確化
  3. CMSを利用した仕組みによるサイト管理

複数のCMSを比較検討し、コスト面・コンテンツ含めた品質・セキュリティの要件を満たしているAEMを採用しました。

ご提案・実施内容

本プロジェクトはグローバルサイトであるため、各国のローカルサイトもスコープに含まれています。よってプロジェクトは日本(アジア)・米国・欧州に分けて、リリースまでの計画を策定しました。

AEMを使った商品サイト構築のマイルストーン(要件定義フェーズ:6ヶ月、設計・開発フェーズ:6ヶ月、リリースフェーズ:6ヶ月/各対象エリア)

1.プロジェクトの特徴:デザインプロセス

1.クリエイティブ・ブリーフの作成
グローバルサイトのリニューアルプロジェクトでは多くのことを決める必要があります。本プロジェクトではデザイン要件を固めるためにクリエイティブ・ブリーフ(デザインコンセプト、ブランドメッセージ、キーワード)の作成し、期待値の設定やターゲット・目的・ゴールなど、プロジェクトを進める上で必要となる情報をプロジェクト関係者に周知しました。

クリエイティブ・ブリーフを作成するために、まずコーポレートサイト・採用サイト・ブランドストーリーサイトより、L社様自身、またはお客様とのビジネスにおいて、何が実現されているのか?という軸でキーワードの抽出を行いました。そして抽出したキーワードに基づいて、デザイン・コンテンツ制作に対するコンセプトを策定しました。

さらにコンセプトを実現するために、コンセプトを構成する3つのキーワードを設定しました。これらの資料を元にWebサイトのコンセプトをL社様にご提案し、企業理念や企業像に通じ、企業の強みにフィットしていると評価いただきました。

2.ムードボード(トーン&マナー)の作成
サイト内のトーン&マナーを揃えることで、企業が発信したいイメージをユーザーに印象付けることができます。本プロジェクトでは、L社様がベンチマークとしている企業を含む競合7社の日本サイトとグローバルサイトを調査して、L社様のサイトを比較した上で、リニューアルしたサイトの目指すトーン&マナーを決めました。

競合調査では、比較軸の中からL社様のコンセプトを実現するために関連性の高いキーワードを選定・抽出しました。そして、コンセプトや競合調査・比較から導き出された検討資料を材料に、雰囲気・バランス・イメージの認識をすり合わせて、ビジュアルの方向性を定義しました。

2.情報設計・コミュニケーション設計

世界に展開するL社のようなグローバルサイトでは、リージョン、ローカルサイトのサイトマップもさることながら、AEMの特徴を生かしたグローバルWebサイトマップを作成する必要があります。これは、AEMの特性でもあるライブコピーや言語コピーを用いて、コストを抑えながら高品質なサイトを構築するために必須なものとなりました。

3.UI/UXデザイン

情報設計・コミュニケーション設計を受けて、コンポーネントやモジュールといったものをクリエイティブブリーフを元にお客様と協議し、決定していきます。そしてサイト制作・運用をする上で判断の拠り所となるガイドラインを策定しました。

4.CMS設計・開発

AEMは優れたコアコンポーネントを持つCMSです。また、WCAG 2.1のA及びAAに準拠するコンポーネントも多いため、独自のコンポーネントをなるべく減らし、メンテナンスコストを意識した設計、開発を行いました。

プロジェクト期間

24ヶ月

チームメンバー

プロジェクトの体制図:BAのプロジェクトメンバー構成(アカウントエグゼクティブ、アートディレクター、ディレクター、UI/UXデザイナー、プロジェクトマネージャー、AEMリードエンジニア、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア)

サービス提供会社

株式会社ビジネス・アーキテクツ
会社名
株式会社 ビジネス・アーキテクツ
事業内容

Webサービスの企画・設計・デザイン・開発・運営にかかる総合サービスの提供

企業URL
https://www.b-architects.com/