事業部門ごとに情報が整理されたWebサイトは、お客さまから見ると「どこに何があるのか」がわかりにくくなりがちです。特にBtoB企業では、事業・製品の幅が広い分、この状態が起きやすいといえます。京セラ株式会社(以下、京セラ)のサイト品質向上施策で向き合ったのも、まさにその状態でした。京セラ社内では自然な区分が、お客さまにとっては「探しにくさ」につながっていたのです。
今回の施策は、大きく2つの取り組みで進められました。
1つ目は、5つの事業部門を対象に、ヒアリングや調査を通じて課題を整理し、事業部門サイトの方針と情報設計をまとめていくこと。
2つ目は、お客さまの情報の「探し方」を手がかりに、京セラトップページの法人向けメニュー(ナビゲーション)を、全事業部門に範囲を広げて整えることです。
本記事(後編)では、事業部門ごとの深掘りから全社の入口設計へと、どのように視点を広げていったのかを追います。事業部門の事情を踏まえて方針に落とし込むプロセス、京セラグループ全体の製品カテゴリを俯瞰できる「地図(虎の巻)」を作る作業、そして整理した内容を法人向けメニュー(ナビゲーション)や導線に落とし込むまで。京セラの松田様・篠原様と、BAの新山・三木 が振り返ります。

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