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Webアクセシビリティ対応の最適解! PowerCMS Xで作る、誰もが使いやすいWebサイト

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昆野アカウント/ディレクター(ビジネス・アーキテクツ)

Web業界歴20年以上、マーケティングをベースとしてWebディレクター、プロデューサーとして数々のプロジェクトを経験。Web業界の酸いも甘いも嚙み分けた結果、人材の案件への適正マッチングこそがプロジェクトの成否を決めるという持論にたどり着く。2020年BA入社。色々な人と会って相談を聞く仕事です。

Webアクセシビリティの重要性が高まる中、多くの官公庁や企業で導入実績のあるPowerCMSの最新版である「PowerCMS X」が、なぜ選ばれているのかという点を主にWebアクセシビリティの観点から解説しています。

また、静的HTMLによるサイトのパフォーマンスやセキュリティの観点も合わせて紹介していますので、皆さまのCMS選定にお役立てください。

Webアクセシビリティ対応の最適解! PowerCMS Xで作る、誰もが使いやすいWebサイト

なぜ、Webアクセシビリティに取り組むのか

Webアクセシビリティは、障がいのある方だけでなく、高齢者や一時的に身体機能が制限されている方など、あらゆる人がWebサイトを快適に利用できるようにするための取り組みです。

近年、多様化する社会において、誰もが平等に情報にアクセスできる環境を整えることは、企業や官公庁の社会的責任としてますます重要になっています。
取り組む主な理由を4つ紹介します。

  1. 法規制の強化
    Webアクセシビリティに関する法規制が強化されており、対応しないことは法的リスクに繋がります。
  2. 顧客基盤の拡大
    アクセシブルなWebサイトは、より多くの人々に利用され、顧客基盤の拡大に繋がります。
  3. ブランドイメージの向上
    社会貢献への取り組みとして、企業イメージを向上させる効果が期待できます。
  4. SEO効果
    検索エンジンは、アクセシブルなWebサイトを高く評価し、検索順位の上昇に繋がります。

Webアクセシビリティに取り組む意義などについての詳しい話は以下の記事をご覧ください。 ウェブアクセシビリティ対応があらゆるサイトで求められている理由と内容・事例

PowerCMS Xに実装されているWebアクセシビリティ対応機能

PowerCMS Xは、コンテンツのプレビュー時にWebアクセシビリティの問題を早期発見できる機能や、W3C基準に基づいたHTML検証機能、そしてAIによる自動提案機能など、多岐にわたるWebアクセシビリティ対応機能を備えています。特に、PDFファイルのアクセシビリティチェック機能は、他のCMSにはない強みです。
具体的に、PowerCMS XにはどんなWebアクセシビリティの機能があるのかご紹介いたします。

コンテンツのプレビュー時に問題を発見できる

PowerCMS Xでは、コンテンツを作成する段階で、Webアクセシビリティに関する問題をリアルタイムに確認できます。これにより、開発者は問題を早期に発見し、修正することができます。

コンテンツプレビュー時のアクセシビリティチェックイメージ(右上にエラー、警告、要確認数の表示ダイアログが出る)

HTML検証機能とaxe-coreの活用

W3C基準に基づいたHTMLの構文チェックに加え、axe-coreという強力なWebアクセシビリティ検証ツールを連携させることで、より詳細な検証が可能です。

PDFファイルのアクセシビリティチェック

PDFファイルのタイトル、代替テキスト、リンク、表の構造などを自動的にチェックし、Webアクセシビリティの問題点を洗い出します。

AIによるWebアクセシビリティ向上支援

AIを活用し、動画に自動でキャプションを作成したり、画像の代替テキストを提案したりすることで、Webアクセシビリティ向上を支援します。

PowerCMS Xでセキュリティ向上、高パフォーマンスを実現する静的HTMLの強み

パフォーマンスの向上

静的HTMLは、動的なコンテンツと比較して、ページ表示速度が非常に高速です。これにより、ユーザー体験を向上させ、SEOにも貢献します。

セキュリティリスクの低減

静的HTMLは、動的なコンテンツに比べて、アプリケーションやサーバーの脆弱性を突かれないため、セキュリティリスクが低く、ハッキングリスクの軽減が可能となります。

SEO施策としての効果

検索エンジンは、高速で読み込みやすい静的HTMLのサイトを高く評価します。SEO対策としても非常に有効です。

企業・官公庁におすすめのPowerCMS選定ポイント

官公庁におすすめの選定ポイント

官公庁は、多くの市民に情報を提供する役割を担っています。PowerCMS Xは、誰もが理解しやすいWebサイトを構築し、情報格差を解消する上で非常に有効なCMSです。
官公庁向けおすすめの機能としては、下記の機能もあります。

  • やさしい日本語機能
    やさしい日本語に変換、漢字にルビをふるなど情報格差を解消する機能です。
  • 多様なコンテンツ形式
    テキスト、画像、動画など、様々な形式のコンテンツを柔軟に組み込むことができます。
  • テンプレート機能
    統一感のあるデザインのWebサイトを簡単に作成できます。
  • ワークフロー機能
    複数の担当者で効率的にコンテンツを管理できます。

情報格差を解消する機能については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
PowerCMS Xで、Webサイトをもっとアクセシブルに

どんな企業にPowerCMS Xはおすすめか

PowerCMS Xは、ブランドイメージ向上や顧客満足度向上など企業のビジネスニーズに応じた柔軟なカスタマイズが可能であり、様々な業種に対応できます。
具体的には、下記のような企業におすすめします。

  • 多言語化を重視する企業
  • Webアクセシビリティを重視する企業
  • IR情報を頻繁に活用する企業
  • CMS選定において、WordPressよりセキュリティ面はしっかりしたい企業
  • 運用面での運用しやすさも考慮したい企業

当社もPowerCMS X クラウドを利用してコーポレートサイトをリニューアルしました。
WordPressから他のCMSに乗り換えて安心したい!Movable TypeとPowerCMS、PowerCMS-Xの機能と金額を比較してみた

まとめ:Webアクセシビリティ対応にはPowerCMS X

PowerCMS Xは、高度なWebアクセシビリティ機能と高セキュリティやパフォーマンスの向上といった静的HTMLの強みを兼ね備え、あらゆる人がWebサイトを快適に利用できる最適なCMSです。企業や官公庁が抱えるWebアクセシビリティに関する課題を解決し、より多くの人々に利用しやすいWebサイトを構築を可能とします。

PowerCMS Xは、貴社のWebサイトのWebアクセシビリティ面の課題を解決し、より多くの人々が利用できる高品質なWebサイトへと変えるための最適なCMSです。法規制への対応はもちろん、SEO効果やブランドイメージ向上にも貢献します。
PowerCMS Xにご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。