デジタルマーケティングの「定石」は、すでに多くの企業で共有されています。SEO、広告運用、コンテンツ制作、MA導入、導線改善。必要だと言われる施策には一通り取り組んでいるのに、なぜか成果が伸びきらない。そんな停滞に直面している企業も多いのではないでしょうか。
その背景には、施策の不足ではなく、成果の定義、営業との接続、社内調整といった、施策の前にある「構造」の問題が潜んでいることがあります。
この度、Business Architects(ビジネス・アーキテクツ、以下BA)では、このテーマを掘り下げるセミナーを、2026年7月10日(金)に東京、7月17日(金)に大阪で開催します。
セミナーでも登壇いただく『デジタルマーケティングの定石』『BtoBマーケティングの定石』の著者であり、株式会社WACUL 代表取締役の垣内 勇威氏とBAのチーフストラテジスト橘 守が施策の話だけでは見えてこない、構造と意思決定の問題、自社の現在地の捉え方、営業・顧客との距離という論点を整理します。
本記事では、その一端をご紹介します。
またセミナー本編では、このテーマをさらに掘り下げながら、「定石通りに進めているのに成果が出ない」状態から抜け出すために、何を見直し、どう判断していくべきかを、より具体的にお話しする予定です。 ぜひご参加いただければと思います。
【7月10日東京、7月17日大阪】セミナーのお申し込みはこちらから!

正しいことをやっているのに、なぜ成果が出ないのか?
SEO強化、広告運用、MA導入、コンテンツ制作、サイトの導線改善。すでに多くの企業が、「定石」と思われる施策に取り組んでいます。
KPIも置いている。施策の数が足りないわけではない。担当者が怠けているわけでもない。むしろ、現場はかなり真面目に動いている。それなのに、なぜか大きな前進につながらないのか。そんな状態に心当たりのある企業は少なくないはずです。
成果が出ないとき、まず疑われがちなのは「施策の質」です。広告の運用が甘いのではないか。コンテンツの量が足りないのではないか。SEOの設計が弱いのではないか。あるいは、単純に実行量が不足しているのではないか。もちろん、そうしたケースもあります。
ただ、同じような施策を実行していても、成果が出る会社と出ない会社があるのも事実です。ここに、施策論だけでは説明しきれない差があります。
例えば、
- 自社のマーケティングやサイトの“現在地”を十分に捉えきれていない
- 何を優先すべきかが整理されないまま、施策が増えていく
- 社内調整が重要な仕事だという共通認識が醸成できていない
- 会議が「決める場」ではなく「報告する場」になっている
- 関係者が多く、意思決定に時間がかかってしまう
こうした状態では、個別の施策をいくら改善しても、成果が継続的に積み上がりにくくなります。見直すべきなのは「何をやるか」だけではなく、自社の現在地をどう捉え、何を基準に判断しているかなのかもしれません。
成果を分けているのは「構造」と「判断」である
AIの普及によって、コンテンツ制作やデータ分析、情報整理など、一定の品質まで持っていくための実行ハードルは下がりつつあります。だからこそ、差がつく場所も変わってきました。何をつくるかだけでなく、何を優先するのか。どう実行するかだけでなく、どう判断するのか。その違いが、成果に表れやすくなっています。
ここで見直したいのは、施策そのものだけではありません。 組織の中で、誰がどう決めているのか。マーケティングの成果が、どの事業成果につながる前提で設計されているのか。マーケティングと営業に距離はないか。営業が対面しているお客さまが見えているのか。そうした前提です。
こうした論点は、担当者が違和感を持っていても、部門をまたぐ論点になればなるほど、正論だけでは通らないものです。「今やるべきことはこれではないのに」と思いながら、まず目の前の数字を取りにいかざるを得ない。そうせざるを得ない場面も多いことでしょう。
だからこそ、このテーマは、単なる改善ノウハウの話では終わりません。組織設計や意思決定の構造にまで踏み込む必要があります。今起きている停滞が、施策の問題なのか、お客さま理解の問題なのか、それとも意思決定の問題なのか。そこを切り分けない限り、改善はいつまでも局所的なままです。
WACUL垣内 勇威氏とBA橘が語る「成果が出る構造」
今回開催するセミナーでは、ここまで整理してきた論点を、より具体的に掘り下げます。
施策を見直す前に何を確認すべきか。なぜ定石通りに進めていても成果が出ないのか。自社の現在地をどう捉え、何を基準に判断していくべきか。
もし社内でも同じような停滞や違和感が起きているなら、このセミナーは単なる情報収集ではなく、自社の構造や意思決定を見直す入口になるはずです。ぜひご参加ください。
セミナーのお申し込みはこちらから!
開催概要
- 開催形式:リアル開催
- 開催日時:
- 東京:7月10日(金)16:00〜18:00
- 大阪:7月17日(金)16:00〜18:00
- 開催場所:
- 東京:ビジョンセンター品川
- 大阪:アットビジネスセンター大阪梅田
- 参加費:無料
第1セッション(16:00-16:30)
- 講演者:橘 守(株式会社ビジネス・アーキテクツ Chief Strategist)
- 講演タイトル:
成果を最大化するマーケティングサイトの“現在地”の捉え方 - 講演内容:
成果が出ないとき、施策や改善案を増やす前に必要なのは、自社のマーケティングサイトや運用の「現在地」を正しく捉えることです。本セッションでは、成果が出る/出ない以前に確認すべき前提として、戦略の解像度や課題の捉え方、数字の見方について整理します。現状をどう見立て、どこに論点があるのかを把握した上で、次に何を考えるべきか。その出発点となる視点をお伝えします。
第2セッション(16:40-17:40)
- 講演者(対談):垣内 勇威 氏 × 橘 守
- 講演タイトル:
「定石通りなのに成果が出ない…」から抜け出す:成果が出る“構造”と意思決定のつくり方 - 講演内容:
SEOやコンテンツ改善、各種分析結果をもとにしたPDCAなど、いわゆる「定石」は知られている。にもかかわらず、なぜ成果につながらないのか。あるいは、そもそも定石通りに進めること自体が難しいのはなぜなのか。
本セッションでは、施策論にとどまらず、成果が出る・出ないを分ける「構造」や「意思決定」に焦点を当て、対談形式で掘り下げます。スライドも交えながら、現場で起こりがちな詰まりどころや、施策の前に見直すべき前提を整理し、成果につながる改善の考え方を探ります。
こんな方におすすめ
- マーケティング施策は実施しているが、「なぜ成果が出ないのか」を整理・説明しきれていない方
- Webサイトやコンテンツ改善を行っているが、成果に結びついていないと感じている方
- 「何を優先すべきか」が整理できず、施策が場当たり的になっている方
- KPIやデータを見ているものの、意思決定や改善にうまく活かせていない方
- 関係者が多く、合意形成に時間がかかり改善が進まない方
- 自社のマーケティングやサイトの“現在地”を整理したい方
お問い合わせ先
株式会社ビジネス・アーキテクツ セミナー事務局
メール:ba-marketing-grp@b-architects.com
もし今回の内容に少しでも心当たりがあれば、自社の状況を見直すヒントになるかもしれません。こうしたテーマは、個別の施策を見直すだけでなく、現状の整理や優先順位の考え方から整理してみることで、見え方が変わることもあります。
ビジネス・アーキテクツでは、マーケティングと営業の接続や意思決定の進め方を含め、現状の課題整理からご支援しています。まずはお気軽にご相談ください。
