桜が満開を迎えた2026年4月4日(土)。Business Architects(ビジネス・アーキテクツ、以下、BA)の有志メンバー10名は、お台場・シンボルプロムナード公園に集まっていました。目的は、スペシャルオリンピックス日本(以下、SON)が主催するチャリティ・ランイベント「第8回ユニファイド・エールラン ~ Road to 2026 東京大会 ~」への出場です。
今回の記事では、イベント当日の様子はもちろん、部署の垣根を超えてチームが結成され、試行錯誤しながら準備を進めてきた「舞台裏」をレポートします。

導入:なぜ、私たちは走るのか?
ユニファイドスポーツ®、それは知的障害のある人(アスリート)と知的障害のない人(パートナー)がチームメイトとなり、一緒にスポーツをする、スペシャルオリンピックス独自の取り組みです。
「ユニファイド・エールラン」は、ユニファイドスポーツ®の普及、そして知的障害のあるアスリートの挑戦を支援するためのチャリティ・ランイベントです。
障害の有無に関わらず、共に走り、エールを送り合う「ユニファイド」の理念。この理念は、多様性を重んじるBAの文化と深く共鳴し、今回の参加が決まりました。
単なるチャリティランイベントではなく、社会貢献を通じたチームビルディング。それが、私たちが今回「走る」と決めた理由です。この姿勢は、クライアントワークにおいてもチームで価値を生み出すBAのスタンスと重なります。
▶第8回ユニファイド・エールラン ~ Road to 2026 東京大会 ~の詳細はこちら
https://sonippon.my.canva.site/unified-yell-run/
招集:Slackから始まった「異色」のチーム結成
プロジェクトの始まりは、社内チャット(Slack)での何気ない呼びかけでした。森さんの提案に佐藤さんが応え、募集を開始すると、即座に部署や世代を超えた有志が集結しました。
集まった顔ぶれは、BAらしい多様性に富んでいました。
職種も運動習慣もバラバラなメンバーが、「BAチーム」として一つの目標に向かって動き出しました。
準備:筋肉痛と花粉と、デジタルな自主練
イベントまでの準備期間、メンバーは仕事の合間を縫ってトレーニングに励みました。
北浜さんからの「試走しましたが、1.3kmは意外と遠いです……」というリアルなレポートに戦々恐々としたり、花粉症の辛さを励まし合ったり。そんな「準備のプロセス」そのものが、オンラインを通じてチームの距離を縮めていきました。
本イベントは、世界自閉症啓発デー(4/2)、発達障害啓発週間(4/2~4/8)にあわせて開催されています。「青」は、世界自閉症啓発デーにおいて、理解・共感・応援を表す大切なシンボルカラーということで、「青色を身に着けてお台場をブルーに染めよう!」という発信が公式サイトでもありました。
それを受け、私たちもチームの絆を視覚化するため、「BAロゴ入り特注の青いリストバンド」も制作。また、Gemini(生成AI)に効率的なトレーニングメニューを相談するなど、IT企業らしいアプローチも取り入れながら、当日への期待を高めていきました。
歓喜と共感:雨のお台場で見た「本気」の景色
イベント当日は、あいにくの冷たい雨。しかし、1.3kmのコースをリレー形式で繋ぐ「3時間リレー」が始まると、メンバーの表情は一変しました。
滑りやすい舗道、濡れて重くなったウェア。過酷なコンディションだからこそ、普段の業務では見られない「本気の表情」がコース上に溢れました。
自分の限界を超えて疾走し、次々とタスキを繋いでいく奥野さん、赤星さん。
「自分が止まるわけにはいかない。タスキを繋がないと……」という強い責任感で一歩を刻んだメンバーたち。
雨の中で「青いタスキ」を渡す瞬間、そこには単なる同僚以上の、魂が通じ合うような連帯感が生まれていました。応援側も声を枯らしてエールを送り続け、BAチームは見事に1時間45分(雨のため短縮)を完走。ゴールテープを切った瞬間の達成感は、雨を忘れさせるほど熱いものでした。
結び:走り終えた私たちが、次に見据えるもの
イベント終了後、社内SNSには感謝のメッセージが飛び交いました。
「チームとして参加したからこそ頑張れた」
「普段話さない部署の人と、一つの目的で繋がれた喜びを知った」
今回の挑戦で得た最大の収穫は、記録以上に、一丸となって目標へ向かう「一体感」でした。障害の有無に関わらず共に歩む「ユニファイド」の理念を肌で感じたメンバーたちは、どこか晴れやかな表情をしていました。
BAはこれからも、こうした社会貢献活動や新しい挑戦を通じて、自社の文化である「あたりまえをアップデートし続ける姿勢」を大切にしていきます。雨のお台場で繋いだタスキを、クライアントワークにも活かしながら価値提供へと繋げていきます。
今回のような挑戦を楽しみながら、チームで価値を生み出していける方を、私たちは歓迎しています。BAでは、こんな熱いメンバーと一緒に働く仲間を募集しています!
