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ユニファイド・エールランを走ろう!〜雨のお台場で繋いだタスキ。「ユニファイド」な挑戦で得たもの〜

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プロフィールアイコン(写真):ディレクター 森住
森住アカウント&ディレクショングループ/グループリーダー/ディレクター(ビジネス・アーキテクツ)

2003年よりビジネス・アーキテクツに参加。大規模サイトのフロントエンド実装で多くの実績を積む。2008年からは実装者として稼働する傍ら、フロントエンドディレクターとして大企業向けのコーポレートサイト、サービスサイトの実装要件定義、実装ガイドライン策定、アクセシビシティガイドライン策定など、プロジェクト初期段階から運用設計まで、フロントエンド領域の設計業務に携わる。2016年には、業種業態や規模の異なる複数のサイトを運用するための専任組織リテンション・デザイン部を立ち上げ、部長としてワークフロー策定からプロジェクト管理、組織マネジメント全般を担当。2017年より大手ICT企業のオンサイトチームに参加。サイト運用業務からオウンドメディア構築やイントラサイト構築・運用をディレクション。技術とトレンドの観点から提案し続けている。

桜が満開を迎えた2026年4月4日(土)。Business Architects(ビジネス・アーキテクツ、以下、BA)の有志メンバー10名は、お台場・シンボルプロムナード公園に集まっていました。目的は、スペシャルオリンピックス日本(以下、SON)が主催するチャリティ・ランイベント「第8回ユニファイド・エールラン ~ Road to 2026 東京大会 ~」への出場です。

今回の記事では、イベント当日の様子はもちろん、部署の垣根を超えてチームが結成され、試行錯誤しながら準備を進めてきた「舞台裏」をレポートします。

ユニファイド・エールランを走ろう!〜雨のお台場で繋いだタスキ。「ユニファイド」な挑戦で得たもの〜

導入:なぜ、私たちは走るのか?

ユニファイドスポーツ®、それは知的障害のある人(アスリート)と知的障害のない人(パートナー)がチームメイトとなり、一緒にスポーツをする、スペシャルオリンピックス独自の取り組みです。

「ユニファイド・エールラン」は、ユニファイドスポーツ®の普及、そして知的障害のあるアスリートの挑戦を支援するためのチャリティ・ランイベントです。
障害の有無に関わらず、共に走り、エールを送り合う「ユニファイド」の理念。この理念は、多様性を重んじるBAの文化と深く共鳴し、今回の参加が決まりました。

単なるチャリティランイベントではなく、社会貢献を通じたチームビルディング。それが、私たちが今回「走る」と決めた理由です。この姿勢は、クライアントワークにおいてもチームで価値を生み出すBAのスタンスと重なります。

▶第8回ユニファイド・エールラン ~ Road to 2026 東京大会 ~の詳細はこちら
https://sonippon.my.canva.site/unified-yell-run/

招集:Slackから始まった「異色」のチーム結成

プロジェクトの始まりは、社内チャット(Slack)での何気ない呼びかけでした。森さんの提案に佐藤さんが応え、募集を開始すると、即座に部署や世代を超えた有志が集結しました。

集まった顔ぶれは、BAらしい多様性に富んでいました。

エールランに参加したメンバー一覧として、森住(デジタル担当)、赤星(情熱派ランナー)、富本(体調管理を徹底して復帰)、北浜(フルマラソン経験者)、小田切(ムードメーカー)、奥野(限界を超えて走った救世主)、森(発起人)、佐藤(全体調整役)、野島(減量目標のパパ代表)、小山(事務局兼努力家)といった各メンバーの役割や特徴を紹介した図(掲載は出走順)。

職種も運動習慣もバラバラなメンバーが、「BAチーム」として一つの目標に向かって動き出しました。

準備:筋肉痛と花粉と、デジタルな自主練

イベントまでの準備期間、メンバーは仕事の合間を縫ってトレーニングに励みました。
北浜さんからの「試走しましたが、1.3kmは意外と遠いです……」というリアルなレポートに戦々恐々としたり、花粉症の辛さを励まし合ったり。そんな「準備のプロセス」そのものが、オンラインを通じてチームの距離を縮めていきました。

本イベントは、世界自閉症啓発デー(4/2)、発達障害啓発週間(4/2~4/8)にあわせて開催されています。「青」は、世界自閉症啓発デーにおいて、理解・共感・応援を表す大切なシンボルカラーということで、「青色を身に着けてお台場をブルーに染めよう!」という発信が公式サイトでもありました。

それを受け、私たちもチームの絆を視覚化するため、「BAロゴ入り特注の青いリストバンド」も制作。また、Gemini(生成AI)に効率的なトレーニングメニューを相談するなど、IT企業らしいアプローチも取り入れながら、当日への期待を高めていきました。

写真:参加者に配布された記念Tシャツ(協賛:アディダス ジャパン株式会社さま)とリストバンド、BAオリジナルの特注リストバンド。

歓喜と共感:雨のお台場で見た「本気」の景色

イベント当日は、あいにくの冷たい雨。しかし、1.3kmのコースをリレー形式で繋ぐ「3時間リレー」が始まると、メンバーの表情は一変しました。

滑りやすい舗道、濡れて重くなったウェア。過酷なコンディションだからこそ、普段の業務では見られない「本気の表情」がコース上に溢れました。

自分の限界を超えて疾走し、次々とタスキを繋いでいく奥野さん、赤星さん。

「自分が止まるわけにはいかない。タスキを繋がないと……」という強い責任感で一歩を刻んだメンバーたち。

雨の中で「青いタスキ」を渡す瞬間、そこには単なる同僚以上の、魂が通じ合うような連帯感が生まれていました。応援側も声を枯らしてエールを送り続け、BAチームは見事に1時間45分(雨のため短縮)を完走。ゴールテープを切った瞬間の達成感は、雨を忘れさせるほど熱いものでした。

写真:奥野から森へタスキを繋ぐ瞬間

結び:走り終えた私たちが、次に見据えるもの

イベント終了後、社内SNSには感謝のメッセージが飛び交いました。

「チームとして参加したからこそ頑張れた」
「普段話さない部署の人と、一つの目的で繋がれた喜びを知った」

今回の挑戦で得た最大の収穫は、記録以上に、一丸となって目標へ向かう「一体感」でした。障害の有無に関わらず共に歩む「ユニファイド」の理念を肌で感じたメンバーたちは、どこか晴れやかな表情をしていました。

BAはこれからも、こうした社会貢献活動や新しい挑戦を通じて、自社の文化である「あたりまえをアップデートし続ける姿勢」を大切にしていきます。雨のお台場で繋いだタスキを、クライアントワークにも活かしながら価値提供へと繋げていきます。

集合写真:完走後の安堵と喜びに満ちた参加メンバー全員の笑顔

今回のような挑戦を楽しみながら、チームで価値を生み出していける方を、私たちは歓迎しています。BAでは、こんな熱いメンバーと一緒に働く仲間を募集しています!